公開中の作品「電脳機動隊」に登場するおフランスな怪物のデザイン。

この時期の怪物デザインには特徴があり、即ち、腕が関節から二つに分かれている、というもの。
これは、クトゥルフモンスター「ガグ」の影響であり、いかに、このモンスターのフォルムが衝撃的だったかを物語っている。(07/11)


今見ると、マンガ内で動かすには少しギミックが多過ぎる気がします。設定では上半身が人間と同じ大きさです。下半身が蛇状なので画面内にうねうねと尻尾も描かなくてはならないし・・・その辺り、無茶なデザインでしたね。

怪物が登場する漫画作品は、この作品以降も描き続けましたが、この作品以降は人型になっていきます。これはゲームの影響(具体的にはバイオザード)が大きいです。個人的な見解ですが、それまではマンガが他のメディアに影響を与える存在だったと思いますが、この辺りでゲームがその役割に追い付いてきた気がします。(18/04)