この作品は思い出の作品です。

この作品を描き終えた時、実家から連絡が有り飼い犬が死んだという事を知ったのです。学生の時から飼っていた犬で、老衰による大往生でした。

この少し前に危ないという連絡を受け、実家に帰り病院に見舞うと、既に足腰が立たなくなり排泄物に塗れていました。余りにも不憫で以後実家で世話をする事になったのです。帰る間際、弱々しくも立ち上がって見送ろうとしてくれた姿に涙しました。

以降実家で犬を飼う事はしていません。(猫を飼っている)

生命を飼うという事はその最後を看取るまでの責任を追います。ペットを過剰に保護しようとは思いませんが無責任な飼い主には憤りを禁じ得ません。
ペットとして飼う行為自体が人間の奢りなのだから、それに対する責任は最後まで果たすべきなのです。
(14/04)

動物愛護を振り翳し、過剰にペットを可愛がる事にも間違いを感じる。ペットショップに居る小動物をカワイイと見る事が出来ない・・・保健所で死を待つ姿がフラッシュバックするのだ・・・(15/10)